液晶テレビ等の主力事業がつい先ごろまで絶好調だった大手電機メーカーが、経営危機に陥ったというニュースが先日報じられました。
主力事業で韓国メーカーにシェアを奪われ、リーマン・ショックや家電エコポイントの終了もあって液晶テレビの在庫が増え続け、今年になって業績が急転直下したと、各メディアが伝えています。
日本を代表する多くの大企業が業績悪化を理由に数年前から大規模な人員削減を行っており、この大手電機メーカーも例外ではないと言われています。
大企業に入社すれば一生安泰と言われていた時代はとっくのとうに終わっており、ハイリスクな時代を生き残る知恵とスキルが誰にでも必要になったということなんですね。
もっとも、長引く不況とグローバル化の中で、忙しい仕事の合間を縫って勉強する社会人はすでに多く存在します。
休み時間や会社帰りにカフェで勉強しているビジネスパーソンをよく見かけますし、社外勉強会や異業種交流会も活発に行われています。
そのような事情を反映してか、書店に行けば資格試験や自己啓発に関する本が山積みです。
自分の会社もいつ英語が社内公用語になるかわからない時代です。学生だけでなく社会人も、将来に備えて常に学ぶ姿勢が求められるようになりました。
では、仕事(や家庭生活)と両立させながら勉強を効率よくやるにはどうしたらよいのでしょうか。
効率よく勉強するには、「勉強に集中する時間をどう確保すればよいのか」を考えるのがまずカギになるでしょう。
そのためにも、自分が集中できる環境を作り出す工夫が必要になってきます。
というと、静かな環境ほど勉強できるように思いがちです。
たしかに図書館やレンタル自習室等の静寂な空間でないと集中して勉強できないという人もいます。
一方で、アナウンスや振動音のする満員電車内や人の話し声が飛び交うファミレスで勉強している人たちもいます。
こういった人たちにはうるさい音が集中を妨げる刺激になっていません。
人には自分が置かれた環境に適応できる力がありますから、誰もが静かな場所でなければ集中して勉強できないというわけではないんですね。
つまるところ、大切なのは、「自分はどんな場所なら集中して勉強できるのか」を正しく理解しているのかどうかなのです。
効率よい勉強法を確立するには、自分が集中できる環境を整備できるか、それがとても重要です。
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ということを、『これだけで東大に合格する勉強法』では冒頭で紹介しています。
著者の有村大和さんは本書の中で、集中できる環境をどう整備したらよいのか、その具体例を挙げています。
現役の東大生でもある有村さんは、塾や家庭教師なしでも東大に合格した経験から、お金をかけなくても難関大学に合格する勉強法を本書で一挙公開していますが、その中心となっているのは「勉強の基本」です。
自分が集中できる環境をどのように作りあげるのか。集中力はどうやって発揮するのか。勉強のスケジュールはどう立てるのか等、「勉強の基本」は東大をめざす学生だけでなく、受験生すべてに必須なスキルです。
さらに「勉強の基本」を身につけることは、受験勉強のためだけに必須なのではありません。
ハイリスクな時代にあっては、将来どのような分野に進むことになっても、知識・技術・経験を積極的に自ら学ぶ人材が求められるからです。
限られた時間の中で効率よく勉強する基本スキルを習得しているかどうかは、大学受験のみならず、生涯にわたって人生設計を大きく左右するのです。
荒波の将来を泳ぎ切るためにも、「勉強の基本」がどういったものなのか『これだけで東大に合格する勉強法』を読んで確認して、若いうちに早く身につけておきましょう!
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